今回は、その特徴を説明していきたいと思います。
HHKBと他のキーボードの比較などの判断材料としていただければ幸いです。
Contents
HHKBとは
HHKBとは、株式会社PFUより発売されている高級キーボードです。いくつかモデルが展開されていますが、下記の記事をご参考にいただければと思います。
【HHKBの特徴①】静電容量無接点方式
最も大きな特徴が「静電容量無節点方式」ではないでしょうか。この方式であるが故に、心地よいタイピングを味わうことができます。
また、物理的に接点がないことから、耐久性が高いキーボードとなっています。
通常のキーボードよりは価格の高いキーボードが採用している方式です。
【HHKBの特徴②】非常にコンパクト
HHKBは非常にミニマルです。幅30cm程度、奥行きが12cmと、かなりコンパクトに仕上がっています。

ちょうどiPhone8が2個分くらいのサイズ感です。
500mlのペットボトルより少し重い程度ですね。
よく引き合いに出されるREALFORCEは1kgあり、HHKBと比べるとかなりずっしりしています。
私自身も職場やカフェなどに持ち運んで使用しています。
存在しないキー① テンキー
キーボードによってはエンターキーより右側にあるテンキーですが、HHKBでは全てのモデルで存在しません。かなり場所を取るキーなので、ないことによってよりコンパクトになっています。
本当に必要な人はテンキーだけ別で用意するといいかもしれません。
存在しないキー② F1〜F12キー
通常のキーボードではほとんどついているF1〜F12キーが存在しません。1番上の列は数字キーとなっています。
使用したいときは「Fn」キーと数字キーを同時に押す必要があります。
そもそもF1~F12はそこまで使うキーではないので、(私は)そこまで困りません。
このようにFnキーと同時押しすることで押せるようなキーは、側面部分に印字がされています。
存在しないキー③ 矢印キー(英語配列のみ)

こちらもFnキーと組み合わせて押下する必要があり、なかなかクセが強いです。

【HHKBの特徴③】キー配置が合理的
通常のキーボードでは左下に配置されていることが多いControlキーですが、HHKBでは「A」キーの左側に配置されています。
「A」キーの横だと、左の薬指を少し動かすだけで押すことができます。
頻繁に使うキーだからこそ、押しやすい場所にあると非常に使い勝手が良いです。
初めは慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、慣れてしまえばこれでなきゃ、と思える配置です。
【HHKBの特徴④】キーカスタマイズが可能
HHKBはかなり特殊なキー配列となっていますが、実はカスタマイズをすることで、自分に合ったキー配列にすることができます。2種類の設定方法についてご紹介します。
DIPスイッチ
キーボードに付いている物理スイッチをON / OFFすることにより、決まったカスタマイズが可能になっています。下の画像では、全てのスイッチがOFFになっている状態です。

ON | OFF | |
SW1 | Win Mode | Mac Mode |
SW2 | Control = 'Ctrl' Left Fn = 'Fn' | Control = '英数' Left Fn = 'Ctrl' |
SW3 | BS = 'BS' | BS = 'Del' |
SW4 | ↑ = '↑', ↓ = '↓' ← = '←', → = '→' | ↑ = 'Shift', ↓ = '◇' ← = 'Del', → = 'Ctrl' |
SW5 | Left ◇ = '◇' Left Alt = 'Alt' | Left ◇ = 'Alt' Left Alt = '◇' |
SW6 | Power Saving Enabled | Power Saving DIsabled |
キーマップ変更ツール
HYBRID Type-S と HYBRID のモデルで使用できるキーマップ変更ツールが公式から配布されています。ツールを使用することで、自分が使いやすいようにキーカスタマイズをすることが可能です。
下記リンクからダウンロード可能です。
https://happyhackingkb.com/jp/download/
【HHKBの特徴⑤】無線、有線での接続が可能
一部のモデル限定とはなりますが、無線接続と有線接続の両方が可能となっています。※無線接続は、「Professional HYBRID Type-S」「Professional HYBRID」が対応しています。
モデルの違いについては、下記記事をご参照ください。
あわせて読みたい
「Fn」+「Ctrl」+「1」〜「4」でデバイスを切り替えることができます。
私はMacbookとiPadを登録しているのですが、1台のHHKBで瞬時に接続を切り替えられるのは便利です。
ゲームなどタイミングがシビアな場合はわかりません。
まとめ

他のキーボードとは異なる箇所、同じ箇所、色々とあると思います。
自分に合ったキーボード探しの参考になれば幸いです。
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