HHKB モデル毎の違いについて解説

HHKB
高級キーボードとして名高い HHKB (Happy Hacking Keyboard)ですが、2019年12月に大きくラインナップが刷新されました。
2019年12月以降は3モデルが販売されており、旧来でも3モデルが販売されていました。
これら6モデルの違いを解説し、それぞれどういう人に合っているのかモデルケースを挙げていきたいと思います。

HHKBの現行3モデル、旧来3モデル

HHKBの現行モデル

HHKBシリーズは、2019年12月に大きくラインナップが刷新されました。
現在は「Professional HYBRID Type-S」、「Professional HYBRID」、「Professional Classic」の3モデルが展開されています。
これらのモデルを本記事では現行モデルと呼びます。
現行
Professional HYBRID Type-SProfessional HYBRIDProfessional Classic
キー配列日本語(JIS)
英語配列(US)
英語配列(US、無刻印)
日本語(JIS)
英語配列(US)
英語配列(US、無刻印)
英語配列(US)
英語配列(US、無刻印)
カラー墨/白墨/白墨/白
接続方式Bluetooth接続
USB接続(Type-C)
Bluetooth接続
USB接続(Type-C)
USB接続(Type-C)
特徴高速タイピング性
静粛性
キーマップ変更機能
DIPスイッチ
キーマップ変更機能
DIPスイッチ
DIPスイッチ
発売開始2019年12月2019年12月2019年12月
価格(税抜)¥32,000¥27,500¥23,000
画像
(Amazon )

HHKBの旧来モデル

2019年12月以前には、「Professional JP / Professional2 Type-S」、「Professional BT」、「Professional JP / Professional2」の3モデル(厳密には5モデルですが。)が展開されていました。
これらのモデルを本記事では旧来モデルと呼びます。
旧来
Professional JP Type-S
Professional2 Type-S
Professional BTProfessional JP
Professional2
キー配列日本語(JIS)
英語配列(US)
英語配列(US、無刻印)
日本語(JIS)
英語配列(US)
英語配列(US、無刻印)
日本語(JIS)
英語配列(US)
英語配列(US、無刻印)
カラー墨/白墨/白
接続方式USB接続(Mini USB Type-B)Bluetooth接続USB接続(Mini USB Type-B)
特徴高速タイピング性
静粛性
DIPスイッチ
DIPスイッチDIPスイッチ
発売開始2011年6月2016年4月
2008年11月(Professional2)
2006年3月(Professional JP)
価格(税抜)¥27,500¥27,500¥23,000
画像
(Amazon )

HHKBのモデルケース

次にそれぞれのモデルがどういう人に合っているのかを解説していきます。

HHKB Professional HYBRID Type-S

  • 高速タイピング性・静音性を求め、墨カラーが良い人。
  • 高速タイピング性・静音性を求め、Bluetooth接続が必要な人
  • 高速タイピング性・静音性を求め、USB Type-C接続が良い人
Type-Sがつくモデルは、高速タイピング性・静音性に優れています。
文字で表すとスコスコといった打鍵感で、非常に快適にタイピングすることができます。
この打鍵感を求める方は、必然的に「Professional HYBRID Type-S」もしくは「Professional JP / Professional2 Type-S」を選ぶ必要があります。
つまり、「Professional JP / Professional2 Type-S」には無い特徴である、「墨カラー」、「Bluetooth接続」、「USB Type-C接続」を求める人が、「Professional HYBRID Type-S」に合っています。
私が保持しているモデルも「Professional HYBRID Type-S」です。
下記記事に使用していて感じた良い点、気になる点を載せていますので、覗いてみてください。

HHKB Professional HYBRID

  • Bluetooth接続が必要な人
Type-Sである必要がない人は、「Professional HYBRID」を選択すれば良いです。
Type-Sと比べるとカチャカチャと音がしますが、それが好きな人もいると思います。

HHKB Professional Classic

  • Bluetooth接続が不要で、英語配列を求める人
有線接続のみを使用したい人は「Professional Classic」を選べば、最も安くHHKBを購入することが可能です。
ただし、英語配列のみのラインナップなので、日本語配列を使用したい方は他のモデルを選ぶ必要があるので注意が必要です。

HHKB Professional JP Type-S / HHKB Professional2 Type-S

  • 高速タイピング性・静音性を求め、Bluetooth接続が不要で、白カラーが良い人
Type-Sの打鍵感を求めるものの、有線接続のみを使用する人は、最も高価な「Professional HYBRID Type-S」を選ぶ必要はないかもしれません。
在庫限りとはなりますが、5000円近く安く購入することが可能なので、選択肢として覚えておくと良いと思います。
有線では接続端子がMini USB Type-Bとなります。Type-Cではないのでご注意ください。
また、白カラーしか選べないので、白が良い人限定となります。
私は元々「Professional JP Type-S」を使用していましたが、2019年12月に「Professional HYBRID Type-S」が発売され、墨カラーとBluetooth接続を魅力に感じて買い替えました。

HHKB Professional BT

  • なし
現行3モデルが展開された今、同価格でBluetooth接続可能な「Professional HYBRID」が選択できるようになったため、「Professional BT」を選ぶ必要性はほとんど感じません。

HHKB Professional JP / HHKB Professional2

  • Bluetooth接続が不要で、日本語配列を求める人
現行モデルの「Professional Classic」では、英語配列しか選ぶことができません。
そのため、日本語配列を求める人が最安で選ぶとすると「Professional JP」となります。
「Professional Classic」との相違点はもう一つあり、接続端子がMini USB Type-Bです。
HHKB専用に1本ケーブルを持つことになると思いますのでご注意ください。

フローチャート

HHKBのモデルを選ぶためのフローチャートを作成しました。
こちらを参考に、自分に合ったHHKBを選んでみてください。

まとめ

現行、旧来の計6モデルの違いをそれぞれ解説しました。
HHKBはモデルが多く、どれが自分に合っているかわからない人がいると思います。
そういった方々の判断基準の一つになれば幸いです。

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